復縁工作の実態
別れた理由は様々。
どんな理由で別れて、今どんな生活をしていて…
現在の交友関係は?
今は誰かと恋愛しているのか?
復縁を依頼された工作員がまず行うのが復縁相手（元カレ元カノ）の「事前調査」です。
復縁工作の策を練るためにも、そしてどうやって接触するか…
更には、スタッフの誰が復縁工作員に最適なのか…
事前調査はこれらを決める重要な情報になります。
業者によっても違いますが、おおよそ1〜2週間かけて復縁相手のことを調べます。
この時、尾行をして生活ゾーンやサイクルも把握しますが、どれだけの情報を集めることが出来たかということが復縁の成功のカギを握っています。
事前調査を元に「いつ、どこで、だれが、どのように」接触するかを決めていきます。
選出された復縁工作員が依頼者と話しをしながら、最終的にはどこで依頼者と復縁相手を接触できるようにするか…など、大まかな計画を依頼者にお伝えします。
そして、復縁工作員が収集した情報と計画の元に、最適な方法で復縁相手との接触を試みます。
接触場所としては、自宅・勤務先・行動範囲であるお店やショップなど様々です。
ごくごく自然な感じで近づいて、違和感なく接触します。
そして時間をかけて知人から友人へと距離を縮めていくのです。
接触のポイントは自然な出会いです。
不自然な出会いでは元カレを警戒させてしまい復縁は台無しです。
自然に出会うチャンスは限られています。
そのチャンスの中で復縁相手と繋がるためには、第一印象が大変重要になります。
不審に感じない、だけど確実に繋がるための「初対面」です。
プロですから一度きりのチャンスを逃すことはありません。
絶妙なタイミングと雰囲気づくりで確実に接触していきます。
第一印象で復縁したい元カレ元カノからいい印象を受けていると、その後の活動がスムーズになります。
友人関係を築くまでの時間も、それほどかからないでしょうし、恋愛の話題に触れられることにも警戒しなくなるからです。
復縁工作員が復縁相手と友人関係を築いたら、何気なく過去の恋愛について聞きだします。
この時、あえて自分から恋愛観を話ししたり、復縁相手に相談を持ちかけます。
こちらから話しをすることで相手は警戒心を取り除き、元カレも心をオープンにしやすいのです。
こうして、少しずつ少しずつ距離を縮めながら、連絡を取り合える関係を作り上げていきます。
親密になればなるほど「最近どうしてる?」などと言って、相手の近況を把握していまきます。
復縁相手の気持ちも知った上で、一連の行動で得た情報を依頼者にも伝えます。
そして、現状の上で最適な方法で依頼者と復縁相手の元カレ元カノを再会させる計画をします。
この時、復縁工作員は復縁相手と友人関係になっていますので、計画によっては復縁工作員が同席することも可能です。
復縁相手と再会するチャンスを得た時に、依頼者は「復縁したい」とすぐに復縁の話しをするのはやめましょう。
とりあえずは「恋愛がスタートする前段階」まで、じっくり時間をかけて進めるのです。
この時期、復縁工作員はアドバイスをしながら見守っています。
少しずつ二人の距離を縮めながら、相手に「復縁したい」と思ってもらえる状態までいい関係を続けていくのです。
焦らないこと。
最終段階のこの時点で焦ってしまっては、これまでの全てが水の泡になってしまいます。
焦らずゆっくりと行きましょう。
元カレ元カノ二人の復縁が成功したからといって、工作員はすぐに姿を消すわけではありません。
友達にあった人が、急に姿を消すのはあまりにも不自然です。
しばらくは友人として近くで見守っています。
再び二人が同じ過ちを犯して別れるようなことにならないように、アドバイスもしながら、時に二人の仲をうまく取り持ちながら見守ってくれます。
いかがですか?
想像する「復縁工作」より、遥かに緻密で自然な工作ではありませんか?
これだけの計画と実行は、身近な友人や同僚には頼めないですよね。
依頼者の精神面を支えながら復縁に向けて全面的にバックアップしてくれるのが復縁工作なのです。